【第1章】序論〜戦後日本人が知らない”外交”の真実
第1章では「当時の外交と国際政局」について述べられています。その内容は、、、
- 「幣原外相の矛盾答弁」当時の官僚が知られたくなかった中国との密約とは?
- 「霞が関に潜伏する中国のスパイ」上海、南京、東京…外務省の不可解な言い訳
- 「世界が歩み始めた”国際協調”の大嘘」ベルサイユ、不戦条約、ドイツ賠償…“理想の空のみ仰いで歩くと井戸に落こちる”
【第2章】対露外交〜ロシアの謀略と利用された幣原外相
第2章では日露国交回復後の日本とロシアの外交とその悲惨な内容について述べています。
- 「日露国交回復」ロシアが得たもの、日本が失ったもの…騙され続ける幣原外交の真相
- 「田中義一内閣が着せられた濡れ衣」歪曲された日露漁業条約
- 「ルールを破り、恩を仇で返すロシアの性根」唐突な朝鮮銀行閉鎖命令
- 「ロシアに狙われた在留邦人」カムチャツカ223号漁区の不正競争事件
【第3章】対支外交〜複雑怪奇な中国のカラクリ
第3章では言わば「戦国時代」と化したアジア大陸の混乱と翻弄される日本について述べています。その内容は、、、
- 「中国のダークホース・共産軍」見え隠れするロシアの影と満蒙に仕掛けられた罠
- 「モザイクと化した中国政府群」張学良、閻錫山、馮玉祥…交渉すべき相手は誰か?
- 「国民革命と経済戦争」日米英と中国で食い違う主張…恐慌以来世界に暗い影を落とすグローバリズムの正体
- 「アグレマン問題」”虚偽と錯覚と得手勝手な言文とより外何ものもない”
【第4章】満蒙問題〜満洲事変前夜
第4章では、戦後の教科書では決して分からない「満洲事変前夜」の満洲の様子が、リアルに描かれています。その内容は、、、
- 「中村大尉惨殺事件」中国で高まる排日運動と蒋介石の放言
- 「ナショナリズムの片鱗もない中国民族」敵は味方にあり…中国人が決して日本人に協力しない訳
- 「張作霖爆殺事件」闇に葬られた南満州鉄道の真実
- 「中国官民の朝鮮人迫害」ロシア・中国の革命外交に屈し続ける幣原式の「定石外交」
- 「石井ランシング協定」米国が認めた日本の権益とそれを投げ打った「現政権」
【第5章】結言〜満洲の地政学と日本に期待を寄せる米英仏
第5章では、地政学的に定められた満洲の運命と日本に期待を寄せる米英仏について触れています。その内容は、、、
- 「明治維新に置き忘れてきた日本人の気迫」平和的な大和民族だからこそ知るべき帝国主義世界の現実
- 「満洲の地政学」襲来、陰謀、無力…予言された東アジアの動乱
- 「日本に課せられたエンパイヤー・ビルディング」大和民族にしか東亜全局の安定は実現できない
- 「シベリヤ鉄道完成」ロシアに飲み込まれる中国と傍観する日本
- 「明治以降、日本が一等国になれた理由」”民政党内閣の如き消極態度ならば、恐らく四等国か五等国、それが関の山であったろう”